英語コラム

【例文8選!】運動会の説明に使える!

学校の一大イベントといえば運動会。「体育祭」と呼ぶ学校もありますね。クラスメイトと力を合わせるこの日が、楽しみだった人も多いのではないでしょうか。

運動会といえば、昔は秋にグラウンドでの実施が定番でした。ところが近年は、春に実施する学校があったり、天候に左右されない室内施設で開催するところがあったりと、スタイルは様々。変化しつつも、今も昔も学校生活に欠かせない行事です。

そんな運動会。実は、日本特有の文化であることをご存知でしょうか。この記事では海外の様子と比較しながら運動会にまつわる英語をご紹介いたします。

日本だけ?!運動会文化

日本初の運動会は1874年の海軍学校で行われていた競闘遊戯(きそいあそび)と言われています。富国強兵を掲げていた当時の日本は、強い海軍の育成を急いでいました。そこで、イギリスから講師を招き、競闘遊戯を開催しました。内容は、徒競走や二人三脚など、今もお馴染みの種目があったそうです。その後、一般の学校に運動会として広まりました。

開会式の入場行進や、騎馬戦は軍隊の影響を受けた名残だとも言われています。

日本の歴史が刻まれている運動会。元を辿ればイギリスにルーツがあるものの、小学校や中学校で定番の行事として根付いているのは日本だけのようです。

海外の様子はどうなの?

中国、韓国には日本の運動会に似たような競技会があるそうです。日本が統治していた時代に伝わった、と考えられています。

一方、アメリカでは「Field day」や「Sports day」と呼ばれる日があります。文字通り、スポーツを楽しむ日です。

運動会との違いは、特にこの日のための練習はせず、団体戦での勝ち負けというよりも、楽しむことが目的とされているそうです。学校の一大行事という雰囲気ではなく、半日で終わり、自由参加型のレクリエーションのようなイベントです。

続いて、運動会にまつわる英語をご紹介いたします。

Sports Day:運動会

運動会を英語で言いたい場合はSports Dayを使ってみましょう。厳密に言えばSports Day≠運動会ですが、似ている部分もあるため、イメージが伝わりやすいです。

・今週末は運動会です。
 This weekend is the Sports Day.

・あなたの国では運動会はありますか?
 Do you have Sports Day in your country?

もちろん、日本の運動会はどういうものであるのか、説明は必須!下記例文を参考に紹介できるようになってみてくださいね。

・学校で運動会の練習が始まりました。
 Practice for Sports Day has begun at the school.

・運動会は春に行う学校と秋に行う学校があります。
 Some schools hold Sports Day in the spring and others in the fall.

競技の英語知ってる?運動会の説明に使える【例文8選】

運動会の競技には独特な名前のものがありますよね。英語でどのように説明ができるか、例文とともご紹介いたします。

relay:リレー

リレーはそのままrelay。一番英語で紹介しやすい競技かもしれません。

・リレーの選手に選ばれたので運動会が楽しみです。
 I was chosen to be a relay runner and I am looking forward to the Sports Day.

・リレーはバトンの渡し方にコツが必要です。
 Relays require a knack for passing the baton.

running race:徒競走

バトンを繋ぐことが難しい学年では、短い距離を一斉に走る徒競走がありますよね。ちなみに、run a raceで「かけっこをする」という意味です。

・小学校一年生の私の息子は徒競走に出ます。
 My son, a first grader in elementary school, is in a running race.

beanbag toss:玉入れ

玉入れは運動会で欠かせません。もちろん海外にはないものなので、どんなことをして競い合うのか、どんな競技であるのか、の説明を忘れずに!

・玉入れは保護者も参加できる競技です。
 Beanbag toss is a competition in which parents can also participate.

・玉入れはカゴの中に玉を多く入れたほうが勝ちです。
 In the beanbag toss, the one who puts the most balls in the basket wins.

tug-of-war:綱引き

綱引きはtug of warで表すことができます。tugは「ぐいっ!と強く引っ張る」という意味です。実は1920年まではオリンピックの競技でもありました。

・クラス対抗の綱引きの開始は昼食の後です。
 Class tug-of-war begins after lunch.

mock cavalry battle:騎馬戦

模造の、偽物のを意味するmock騎兵隊を意味するcavalryを使って騎馬戦を表すことができます。

・騎馬戦の練習中に足を怪我しました。
 I injured my leg while practicing mock cavalry battle.

・騎馬戦は頭の鉢巻を奪い合います。
 In the mock cavalry battle, they compete for the headband.

ワールドトークで日本のことを話せるようになろう!

運動会にまつわる英語についてご紹介いたしました。日本独自の文化だと知って、驚いた方も多いのではないでしょうか。

オリンピック競技のように、世界中で認知されているスポーツであれば、英会で話すのは簡単です。対して、日本独特のものを英語で説明するとなると、かなりのスキルが求められます。

ワールドトークの先生は日本人がメイン。海外の文化と日本の文化の両方を知っている先生ばかり。だから、直訳が難しい日本語も、どのような説明が適切であるのか、をしっかり説明してくれますよ。

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